追記

そうそう、読書といえば今読んでる本、俺的に、稀に見る「いろんな人にオススメできる本」なのでここで紹介しときます。
竹森俊平氏の著作「資本主義は嫌いですか」っていう本なんだけど、これが中々スゴイ。
内容は米国住宅バブル崩壊によるサブプライム危機のあらましと、それに対する独自のサーベイ
・・・こういうふうに書くと、なんか「あぁ、ありがちだな」っていう月並なイメージになってしまうけど、この本は本当にスゴイっす。その辺の本とはひと味もふた味も違うっす。経済本に珍しい3部構成(さらに物語調)という読者にとって非常に分かりやすい構成をとっていて、多様な視点から今回の問題について非常によくまとめています。そして特筆すべきは序章。amazonのレビューにもあるように序章が非常に親切な設計で、たとえば俺のような浅学な人間にもとても理解しやすく書かれてます。(俺自身、目次と併せて、とても平易に本の構成と問題の概要が理解できてありがたかったです。)
この本は、アルファブロガー池田氏のブログでの紹介で出会って、さらにその後、うちのゼミの教授によって直接紹介されたことがきっかけで手に取るに至りました。
最初は書名や装丁が若干チープ(←失礼)なことを理由に敬遠してたんだけど、中身を見てそれは大きな間違いだったと気づきました(^ω^;)
俺もまだ途中までしか読んでないけど、このクオリティは間違いないです。学部生必読の本とだと思われます。

資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かす

資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かす